【タイ】タイ軍事政権は22日の閣議で、引退してタイに長期滞在する人向けに発行しているロングステイビザの
滞在期間を現行の1年から最長10年に延長することを承認した。
対象となるのはデンマーク、ノルウェー、オランダ、スウェーデン、フランス、フィンランド、イタリア、ドイツ、スイス、オーストラリア、米国、英国、日本、カナダの14カ国。
滞在期間5年のビザを発給し、5年間の延長を1度認める。申請手数料は1万バーツ。ビザの申請に必要な
条件は満50歳以上、年金などの月収10万バーツ以上、銀行預金300万バーツ以上、医療保険に
加入など。
滞在中、90日ごとに入国管理事務所への報告が義務付けられる。
ビザを受給した人の50歳以上の配偶者はロングステイビザ、50歳未満の配偶者は
ノンイミグラントOビザ(配偶者ビザ)、21歳以下の子どもはノンイミグラントEDビザ(教育ビザ)を
申請できる。
ロングステイ財団(東京都港区)によると、日本人のロングステイ希望国・地域で、
タイは2015年まで5年連続で2位だった。1位は10年連続でマレーシア。
上記の詳細は、まだ把握しておりません。申請受付開始日などがわかりましたら
再度お知らせいたします。